こんばんは。ようやくみかんの季節になりましたね。毎年箱買いして何個も食べるので手が黄色くなってしまいます。これはいかん。でも寒い期間は美味しいから我慢がちょっと難しい。
よく食べ物が血や肉となるというけれど、それなら自分は小説や詩を食べたい。自分の文章は下手で転びながら走ってるみたいだから、文学の全てを取り込んでしまいたい気分になる。本に手を合わせてむしゃむしゃと一文字一文字を平らげてしまいたい。
文化祭の「文芸部フルコース」という企画をすると聞いてそんなことを考えたのを思い出した。(文化祭の記録はこのHPから閲覧できます)中学校には文芸部がなかったから新鮮でとても楽しかった。創るのはもとより、他の部員の作品を読んだり、前日準備も。画面から出てこない作品がちゃんとした形として手元にあるのは初めてで、憧れが実現したような思いだった。好きな作家の本を手にしたときのような感動があった。
気にくわなくて何度も消したり、パソコンとにらめっこし続けたり、上手く書けないのが悔しいのは意外と文学を消化している最中だからなのかもしれない。消化吸収はゆっくりな方が体に良さそうだし、地道に書き続けていきたい。
これから一皮剥けられるといいなぁ。みかんのことでも、寒さで、でもなく。……別にうまくないか。
お付き合いいただきありがとうございました。
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