R.I.P. Hulk Hogan
- 部 文芸
- 7月26日
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源治麿です。
昨日、アメリカ出身のプロレスラーHulk HoganことTerry Eugene Bolleaさんの訃報が報されました。1953年生まれの彼は、1977年に憧れだったプロレスデビューを果たした後、1980年から一時来日。1983年には新日本プロレスの絶対的日本人エース、アントニオ猪木を衝撃の「舌出し失神」させ勝利を奪うなど、「ICHIBAN」の決め台詞と共に大旋風を引き起こしました。
1984年には現地アメリカの大団体WWF(現WWE)の世界王座を初奪取。そこから1474日間に及ぶ長期政権を樹立し、WrestleMania ⅢでのAndre The Giantとの王座戦などの名勝負を残し、WWFの勢力拡大と共に「Hulkamania」旋風を全米に広めました。
その後、1996年にはWWFのライバル団体WCWへ移籍し、衝撃のヒールターン。伝説的ヒールユニット「nWo」を結成し、プロレス内外においてムーブメントを引き起こし、そのカリスマ性を全世界へ示しました。
恵まれた体格、直線的なパワーファイト、そして何より時代を超越したカリスマ性__現代にまで通じるプロレスの「ヒーローショー」としての在り方を、ベビーフェイス、ヒールの両面から示し続けたHulk Hogan。日米両方のマットに残された名勝負の数々は、プロレスの歴史に永久に刻まれることでしょう。Hulk Hoganはプロレスラーとして以上に、プロレスそのもののアイコンとして神話を築きました。彼のその功績に敬意を示し、一プロレスファンとしてこの場をお借りして追悼の意を表します。
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