top of page
検索

茄子づくめ 一ノ瀬 現

 こんばんは。

 初夢に出てくると縁起が良いものといえば「一富士二鷹三茄子」ですね。今回は茄子の話をしようと思います。


 季節は戻りますが「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざ。これには真逆の意味がありますよね。水分が多く美味しいので食べさせないという嫁いびりと、食べると身体が冷えるのでので嫁をいたわるというもの。

 後者は温かみがあって素敵です。初めて知ったとき個人的には、いたわるつもりでこれを言うかたに不器用な印象を何となく持ちました。ただ単にこう言えば嫁いびりの意味で解釈されてしまうかもしれません。でもその実お嫁さんのことを想っているわけですからね。奥ゆかしさを感じます。

 茄子の花言葉の一つの「よい語らい」も合わせて考えるとまたおつですね。

 こんな細やかな気遣いができるようになりたいものです。

 似たようなことわざで「鯒の頭は嫁に食わせ」というのもあります。これもまた正反対の意味をもちます。みなさんはどちらで解釈されるのでしょうか。


 今年もあと3週間ほどですね。来年は茄子の花のように無駄のない文章構成をしたいです。


 ちなみに幼少期は茄子がとても苦手でした。


 お体には気をつけて、よいお年をお迎えください。お付き合いいただきありがとうございました。

閲覧数:21回0件のコメント

最新記事

すべて表示

天国と地獄はない

こんにちは。更新が遅れてしまいました。名嶋です。  今回はネタが思い付かなかったので、授業中にずっと考えていた天国と地獄はないという私の考えについて話したいと思います。ついに誰かに話せて嬉しいです。まず、本題に入るために性善説と性悪説から話します。性善説というのは、人は生ま...

『少女を騙る何か』より「個体Mに関する記述」by源治麿

個体M(以下M)は、少女の姿をした何か[#「何か」に傍点]である。背丈は一七五センチメートルと高く、髪は天然パーマのようなうねりを持った明るい茶色の状態で肩にかかるぐらいの長さに保たれている。手足は背丈に応じて細長く、顔も美貌とまではいかないものの整っており、常に上の歯を見...

ヤドンからあなたへ

こんにちは、ヤドンです。 最近はとても暑いですね。私は外気を感じることは出来ませんが、ナトリウム(とここでは名乗っている人間)が暑そうにしているのをよく見ます。 人間を見ていると、彼らの言う『季節』とやらを感じることが出来てとても楽しいです。彼らが暑そうにしていたり、かき氷...

Comments


​(諸事情によりメールアドレスの欄がありますが、打ち込む必要はありません。)

​國學院久我山高校文芸部

bottom of page