こんばんは。
初夢に出てくると縁起が良いものといえば「一富士二鷹三茄子」ですね。今回は茄子の話をしようと思います。
季節は戻りますが「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざ。これには真逆の意味がありますよね。水分が多く美味しいので食べさせないという嫁いびりと、食べると身体が冷えるのでので嫁をいたわるというもの。
後者は温かみがあって素敵です。初めて知ったとき個人的には、いたわるつもりでこれを言うかたに不器用な印象を何となく持ちました。ただ単にこう言えば嫁いびりの意味で解釈されてしまうかもしれません。でもその実お嫁さんのことを想っているわけですからね。奥ゆかしさを感じます。
茄子の花言葉の一つの「よい語らい」も合わせて考えるとまたおつですね。
こんな細やかな気遣いができるようになりたいものです。
似たようなことわざで「鯒の頭は嫁に食わせ」というのもあります。これもまた正反対の意味をもちます。みなさんはどちらで解釈されるのでしょうか。
今年もあと3週間ほどですね。来年は茄子の花のように無駄のない文章構成をしたいです。
ちなみに幼少期は茄子がとても苦手でした。
お体には気をつけて、よいお年をお迎えください。お付き合いいただきありがとうございました。
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