犬菓子です。更新遅れました…すみません!次は遅れないようにします。
最近映画館で映画を見ました。とてもいい映画でした。映画館で見る映画は家で見る映画よりも音も画面も大きくて、ただただ作品に集中ができるのでやっぱいいなと思います。映画が終わってふと、他人と物を作る事を恐れない人間になりたいな、とスタッフロールを見ながら思いました。
私は大勢の人と何か物を作るという事が苦手です。小学生の頃なんか、大勢でポスターや飾りを作る時とかにみんなと話し合いをするよりも私が1人で作った方がスムーズに事が運ぶと思っているタイプでした。傲慢なガキだったので。
人と物を作る時、他人と自分の価値観の擦り合わせをしないといけない事がすごく面倒だし嫌な事だなと思います。そういう事は非常に体力がいるし度胸もいる事で、変にプライドがあると尚更億劫になってしまう。でも人間、1人でできる事には限界がありますし、10の事をこなせるオールマイティな人が1人いるよりもプロが10人集まっている方が何倍もいい物が作れる。使える時間も増える。例えば映画なんかは作画のプロ、音楽のプロ、宣伝のプロ、演技のプロ……大勢のプロが集まって巨大な物を作っていますし、作っている人のケアをしている人のことまで考慮すると、スタッフロール以上の人が作品に関わっている事になる。莫大な人材、労力、時間を使って作られたものはそれだけ人の心を動かせるような強い作品になっているように思います。
そういう事を思うと、人と作品を一緒に作れるような人間になりたいという気持ちが強くなります。1人で作って居るよりもいい作品を作りたい。でもこれは難しい事です。人間みんなプライドがあるし価値観があります。感情があります。人とぶつかるのは怖い事です。でもいつまでも怖いと言っている場合じゃないかなとも思います。人に傷つけられてもいい、人を傷つけてもいい、ただいい作品を作りたいと思えるような…この言い方は少し大袈裟ですが、そんな風な強い心を持ちたいです。なんか…山月記みたいですね。李徴にはなりたくないな、そういう事です。社交性は大事!
ここまでお付き合いありがとうございました。来週は静寂です!
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