皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
最近は落雷が激しく、寝付けないことが増えました。
そんな時節に、本を読んでいて思ったことが、読書はアパート運営に似ているということです。
例えば、太宰治を読んだときには、脳内に太宰治が住む。
三島由紀夫を読んだときにも、脳内に三島由紀夫が住む。
こういった具合に、読書を通して作者を脳内に住まわせる。
しかし、住まわせるだけでは運営は成り立ちません。
近所付き合いをして、交流を深めることが重要です。
すると、いろんな作家が交流を通して、一つの洗練された考え方が産出される。
それがいわゆる、自分の考えなのだと思います。
完全にオリジナルな考え方は存在せず、どんな考え方も何らかの影響を受けています。
そこで、読書を通して、相容れない思想を対決させて、独自の考えを産出する。
住人を増やせば増やすほど、運営は当然ながら難しくなります。
けれど、住人が増えれば、また新しい見方が発見できます。
読書はこれだから楽しいのか、と一人で結論を出してしまいました………
ということを考えていたら、折角思いついたギターのリフを忘れてしまいました。
最近、こんな風に物思いに耽ることが多いので、何か始めようと思ってホラーゲームを初めてプレイしました。あの「バイオハザード」というゲームです。
カプコンさんのゲームには幼い頃からお世話になっていて、「ロックマン」「鬼武者」「Devil may cry」「ストリートファイター」はやったことがあるのですが、「バイオハザード」はやったことがありませんでした。
調べてみると、「Devil may cry」 は元々、「バイオハザード4」になる予定だったそうです。
ということで、ますますプレイしたくなってきた私は、ゲームをセットしました。
しかし、肝心のゲーム機本体が起動しませんでした。
驚いた私は、そこでゲーム機が充電切れになっていたことに気がつきました。
ホラーゲームをやる前に驚くとは……自分に呆れます。
実際プレイしてみると、その作り込みの凄さ、デザイン、サウンド、ストーリー……全てが圧巻で、これが17年前のゲームとは、にわかには信じられませんでした。
残念ながら、受験前最後のゲームとなりそうなので、存分に楽しもうと思います。
夏休みもあと少し。
ゲームのように、日常は何度もコンティニューができないので、大切に生きようと改めて思いました。
どうか無理をせず、夏休みをお楽しみください。
それでは。
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