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おすすめ有り〼。   by八雲 玉梓

こんにちは、八雲 玉梓です。最近は涼しい時間帯が増えましたね。嬉しい限りです。


先日(8/18)にGmailで図書館の利用者用連絡のmailが来て、8/18〜8/23まで開館しているとのことでした。すっかり忘れていましたが、先生方は夏休みも出勤しなければならないのかと思うとただただ脱帽する思いです。


今回は図書館にある好きなファンタジー小説を紹介しようと思います。と言っても、読んだのが中学1,2年の時だったので細かい内容はあんまり覚えてないです。ネタバレになりそうなので多くは書かないです。では早速。


一つ目は『混沌(カオス)の叫び』シリーズ


イギリスのYA作家のパトリック・ネスさんが著者の三部作です。スリル満点のSFファンタジーです。「カオス・ウォーキング」として映画化もしています。


ぼくはトッド・ヒューイット。もう少しで大人になる。ぼくが住んでいるのはこの新世界でただひとつの町。そこには男しかいない。男たちはノイズを撒き散らし、互いの考えが全て筒抜けなのだ。ある日町はずれの沼地で、ぼくはノイズのない存在に出会った。これは何?   

東京創文社 混沌の叫び1 心のナイフ上より


初めは(も)謎だらけですが、それが解明するとまた謎が出てくる。正に謎が謎を呼んでいる話。最初からハードな展開です。本当に男しかいないので、女性キャラが本格的に出てくるのはもう少し後の話からです。



二つ目は『王国の鍵』シリーズ


オーストラリアのファンタジー小説家のガース・ニクスさんが著者の七部作です。ガース・ニクスさんは他にも古王国記シリーズやセブンスタワーシリーズでも有名ですね。


一日目ーーはじめに、謎があった。

ぜんそくの発作で命を落とそうとしていたアーサーのもとに、どこからともなく奇妙な男があらわれ、鍵を渡す。ふしぎなことに、その鍵をにぎると、呼吸が楽になった。そして、奇妙な男がいなくなったとたん、空中から手帳が落ちてきた。なんの気なしに手帳をポケットにつっこみ、つたたび意識を失うまぎわ、鍵を手ばなしたアーサーだったが、病院のベッドでふと枕の下に違和感をおぼえて手を入れてみると、手ばなしたはずのかぎがある。ポケットにも、ちゃんと手帳が入っていた。手帳には「ハウスおよびその周辺の詳細地図」という題が刻印されていた。手帳を開くと真っ白のページにつぎつぎと文字や図がうかびあがってきた。この鍵と手帳はいったいーー?そして「ハウス」とは?アーサーの前にとんでもない世界への扉が開くーー。

主婦の友社 王国の鍵1 アーサーの月曜日より


独特の世界観や面白い肩書きがあったり、想像して読むと楽しいです。最初はゆっくりですが、途中からスピードアップしてどんどんと引き込まれていきます。



『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』や『エラゴン』、『十二国記』、『封神演義』などまだまだ紹介したい思いはありますが、今回はこれだけにしておきます。全てシリーズ物ですが、本を読むのが苦手という人でも、是非手に取って気に入っていただければ幸いです。


それではまた次の機会に。



 
 
 

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