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『G.O.A.T.』ライナーノート by 源治麿  Minamoto Osamaro

 Helloどす。

 源治麿  Minamoto Osamaroです。

 本日は、先日Lyric Videoを公開しました新曲『G.O.A.T.』について、幾つか書かせていただきます。


 今作は、夏休み最終盤から夏休み明け二週間ほどで制作された作品ですが、これはリリックなどの実務的な要素のところだけで、創作意欲を引き起こす出来事があったのは、七月の下旬でした。

 私は、地元の夏祭りに行って、素敵な再会を果たしました。小学校時代の同級生の女の子にばったり出会えたのです。その子は、もともと美形だったのですけれど、小学校を卒業して四年が経過し、より美しさに磨きがかかっていました。私は、そのときは当たり障りない会話をして凌いだのですが、正直、目の前に立っていられるだけでも反応に困るぐらい美しくなっていました。

 一方、私。確かに年こそ重ねたものの、精神的な成長は特になく、結局、順調におっさんへと近づいていくだけの四年間でした。私は、あの子と同じ四年という歳月を生きてきたにも関わらず、私とあの子にはあまりに大きな差が生まれてしまいました。

 私の知らないところで、人は変わっていく__そんなときに、この曲の2 Verse目の冒頭の歌詞を思いつきました。


  あの子は変わったけど俺はまだまだ

  餓鬼のままだったから恥ずかしかった


 ここから始まって、夏休みの間に触れ合った様々な人との違い、前作『Strowman』の人気などを通して、段々と自分というものの異質性を自認する中で、それを最高潮のものだと思える自分の心境。それをリリックに落とし込みました。


 ビートの方は、夏休み中に聴き漁ったMall boyzの『Higher』から得たインスピレーションを基礎にし、四打ちとオクターブ奏法のベース、そしてFuture Bass式のスネアの連打でHookを構成し、そこから引き算によって爽快感を演出出来るようにVerseパートを構成しました。コードはEDMなどで用いられる3456進行をループさせることで、盛り上がりを重視することに成功しました。


 新曲『G.O.A.T.』普段と一線を画すようなものに仕上がったと思います。是非、聴いてみてください。

 
 
 

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