こんにちは。更新が遅れてしまいました。名嶋です。
今回はネタが思い付かなかったので、授業中にずっと考えていた天国と地獄はないという私の考えについて話したいと思います。ついに誰かに話せて嬉しいです。まず、本題に入るために性善説と性悪説から話します。性善説というのは、人は生まれた時から善であり、だから悪にならないように頑張るという考え方です。性悪説はその逆で、人は生まれた時から悪であり、だから善になるように頑張るという考え方です。倫理の授業でこれを聞いた時からずっと言いたくて我慢していたのですが、性善説とか性悪説とか、そんなのどっちもないと思うんです。人間は生まれた時から善でも悪でもなくその概念さえないはずなんです。だって善いも悪いも人間が勝手に決めたことだから。例えば人間にとっての悪い事ってなんですか?人を殺すこと?自然を汚すこと?じゃあもし蚊に生まれ変わって人間をマラリアで殺しちゃったらそれは悪いことなんでしょうか?人間にとっては悪いことかもしれませんが、蚊にとっては悪いことではありません。サバンナに生きるライオンは沢山の野生動物を食べますがそれもライオンは悪いことだと思っていません。人間以外の生き物は生きるためだけに行動するんです。生きるために命を奪って、食べて、寝て。でも人間はやりたくないことから逃げたら悪になる、欲のために迷惑かけたら悪になる。そういう概念を勝手に考えたのは人間です。神様じゃありません。善いとか悪いとかそんなのは、野生動物のように本能だけでは生きていけなくなった人間が都合良く暮らすために作った言葉です。だから、天国も地獄もないと思います。神様には、人が死んだ後に天国に行くか地獄に行くかを決めることなんてできないと思います。大犯罪を犯した人間は世間一般に悪い人ですよね。でもその人は物凄くつらい過去を背負っていたのかもしれない。その結果起こした犯罪だとしたら、その場合その人は天国と地獄どっちに行くんでしょうか。この人にとって人生は悲劇ですが、何も知らない人からしたら理解できないほど悪の人生でしょう。人間が勝手に決めた善悪とそれに伴う出来事は生きてる間に済んでくれます。悪いことをしたのなら、それを人間が勝手に決めた「罪」に当てはめ、人間が勝手に決めた「罰」を与えます。だから死んだ後も地獄に行くことはないんです。
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