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ラップ入門 by春茅野 玄

こんちわァ!

いちおう前回の続きですが、今回から読んでも分かるようになってます。




• Hip-Hop(ヒップホップ)、Rap(ラップ)の関係性


Hip-Hopというのは1970年代にアメリカで生まれたストリートパフォーマンスの文化で、DJ、ブレイクダンス、グラフィティ(壁とかに描かれてるスプレーアートね)とかが含まれます。

しかし定義は曖昧なので、ZORNさんという方の「洗濯物干すのもHip-Hop」というリリック(歌詞)をめぐって、論争になったという事例すらあります。


RapもこのHip-Hopの1つです。

Rapが何かはだいたい分かると思うので、どういう所で良し悪しの評価をするのかを簡単に説明します。




①Rhyme(韻)、Flow(リズム感)


韻をいちおう解説しておくと、


学年末[ gakunenmatsu ] と 100点出す[ hyakutendasu


のように、母音を一致させることです。


一般的には、「 Flow = 韻 & リズム感 」なのですが、個人的には分けた方がわかりやすいと思います。

この Flow があると聞き心地が良くなります。


②Delivery(声調)


歌唱力とはまた違う気がしますが、Rapperも普通の歌手と同じように、お客さんを盛り上げるような音色を声として届ける能力が必要です。

この Delivery があると何回も聞きたくなります。Flowもそうだけどね。

③Content(内容)


なんとなくわかると思いますが、これが1番重要です。

Rapを料理にたとえると、

Flow が食材、 Delivery が味付け、

この Content が調理方法かな。

前回「Hip-Hobは文学だ!」的なことを言ったのはこれのことで、メッセージを伝えるものという意味では、Rapも小説も同じだと思います。

この Content があれば1冊の本を読んだような充実感が生まれます。





改めて書き出してみると、これをやるRapperの方達はほんとにすごい。

ちゃんと技術がないとできないですからね。


ということで、次回は僕が「やべェ!」と思ったRapを何曲か紹介します。

暇だったら付き合って下さい。







読んで頂き、ありがとうございます。



Put your hands up in the air !

(言いたいだけ)

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