こんにちは。
最近急に冷え込んできましたね。
地球も急速冷凍する時代なのでしょうか。
ちょうど1ヶ月くらい前に金田一耕助シリーズの『犬神家の一族』のテレビドラマが放送されたので録画しました。
ドラマは普段あまり見ない(でもテスト期間などで帰る時間が早いと、テレビ東京で洋画の吹き替えを流しているので、何にも考えずにそれを見ているのはわりに好き)ですが、これだけはあまりに映像が衝撃的だったので何回も見てしまいます(これもテレ東ですが)。
有名な作品なので、あらすじなんかは調べるとすぐに出てきます。
ジャンルとしてはミステリーに分類される訳ですが、ドラマでは横溝正史先生の民族的恐怖の世界が存分に映像化されて、結構怖い要素も。
「怖い」というとホラーで急に幽霊が出てきて「びっくりした〜」というのが花形ですが、あれってちょっとズルいですよね。突然画面を占拠されたらそれはもう生物的本能がどうこうの話ですからね。
しかしながら横溝正史先生の怖さは「不気味さ」という技で圧倒的に頭抜けていて、薄暗い日本間でミステリーが展開されれば、まず、右に出る者はいないでしょう。『犬神家の一族』は人が八の字に開いた足だけを湖面から出して逆さに突っ立っているシーンが有名ですが、あんな感じの「言いようのない不気味さ」が見事に引きつけられます。
やたらめったらガリガリと頭の上の雀の巣をひっかきまわしてしまいそうです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
寒いのであったかいものが食べたいですね。僕は湯豆腐がいいです。
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