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XL-Whirl - Brainbuster!!! feat. 源治麿 ライナーノーツ by源治麿

 お久しぶりでございます。源治麿です。今回は、今週月曜にYouTube上で公開された新曲『Brainbuster!!!』について書いていきます。まだ聴いていないという方はこちらのリンクから是非。

 さて、2024年が始まってもう半年近くなりますが、今作は私が歌唱をする楽曲としては2024年2曲目の作品となります。5月上旬から下旬にかけて、約2週間という制作期間の中で完成まで漕ぎ着けた今作は、源治麿としては久々となるオルタナティヴへの挑戦となりました。普段はヒップホップを標榜した作風の楽曲を制作しており、多くの人はその印象があるであろう私ですが、私自身が自ずに飽きてしまったということもあり、今回は口直し的に珍しいジャンルに飛び込んでみることにしました。

 トラックを再生すると、最初に気がつくのはギターの存在です。源治麿はキーボードしか弾けませんゆえ、普段はシンセサイザーをメインとしたトラックメイクをしているのですが、今回はオルタナティヴということもあって、知己の伝を借りてエレキギターのカッティングをレコーディングさせていただきました。これだけでも普段の源治麿の違いを感じられると思います。

 ベースも生音に近いベースを採用し、オクターブ奏法によってダンスミュージックのようなグルーヴを生み出しております。バスドラムの4つ打ちと相まって、早いテンポに無理なく乗れるリズムとなっていると思います。

 Bメロ後、サビへ行かずシンセサイザーによるソロ演奏パートへ突入するのですが、このシンセサイザーの演奏は、源治麿が頑張らせていただきました。本メロディー1トラックと、オク下2トラックの合計3トラックの演奏ですが、おそらく1番時間のかかったパートだったと思います。丸々3日はキーボードと睨めっこして過ごしていました。

 ボーカルの方へ焦点を当てると、Bメロに普段取り入れないロングトーンを採用し、ここでも普段の源治麿の差別化を図っています。また、2サビからラスサビへ向かう際に、2サビの小節を喰うようにして入ってくる「だから!」は、先ほどのギタリストの友人のアドバイスによるものです。結果としては大成功と言える出来栄えになったので、この友人には感謝してもしきれません。

 こんな風にして、普段の源治麿から差別化__または、悪目立ちするようにあえて設計された今作は、狙い通り、私に限らず、その他のリスナーの皆様にも新鮮に感じられているようで、なんだか嬉しくなってしまいます。思い通りにことが進むというのは、とても愉快なことですね。日々の中ではなかなか体験できないことでもありますので、貴重な経験ができたものだと有り難く思っております。

 今後とも宜しくお願いいたします。

 
 
 

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